「STEM教育ってなに?」
と気になっていらっしゃる人も多いと思いますが最近では、プログラミングが小学校の必修化になりましたよね。
実はプログラミングもSTEM教育の1つです。
これからの子どもがどのような教育をしていくのか気になりませんか?
今回は最新のSTEM教育についてご紹介します。
また、後半ではSTEM教育の教材についても触れていますのでよかったらお子さんの教育の参考にしてみてくださいね。
目次
STEM教育とは?
STEM教育とは4つの分野の頭文字から取ったものです。
S・・・Science(科学)
T・・・Technology(技術)
E・・・Engineering(工学)
M・・・Mathematics(数学)
4つの分野を上手く組み合わせながら、課題を解決していく教育になります。
令和元年に文部科学省では、新学習指導要領としてSTEM教育について発表をしています。
つまり、日本のこれからの教育として大注目というわけですね。
STEM教育の目的は「国際的にIT社会で活躍できる人材を育成」
近年、AIが急速に発達したりタブレット端末での学習になったりとITの成長は著しいですよね。
急激に変化している社会で、グローバル的に活躍できる人材を育成するためのプログラムがSTEM教育です。
4つの分野を絡めて問題を解決する教育なので、日本の今までの暗記型ではなく思考型の教育になるといえますね。
STEAM教育の違いとは?
STEM教育と派生してよく耳にするのが、STEAM教育です。
あれ、どこが違うのと思われた人もいらっしゃるかもしれませんがよくよく見てください。
Aが追加されていますよ。
STEAM教育はSTEM教育にArts(芸術)を追加したものです。
ほかには、環境を追加してE-STEMとして派生しているものもあります。
アメリカ発祥のSTEM教育の現状とは?
STEM教育は、そもそも日本の教育プログラムではなくアメリカ発祥の教育プログラムです。
オバマ元大統領がSTEM教育の必要性を訴え、アメリカでは多くの人に知られるきっかけになりました。
今では、アメリカの国家戦略となり数学関連、コンピューター関連、ソフトウエア関連、医療化学関連、生物医工学関連の職業の人材不足という問題を解決しつつあります。
つまり、United States Department of Education(アメリカ合衆国教育省)の調査で4つの職業関連の人材が増えたという結果になりました。
また、アメリカは幼稚園から高等教育までのK-12のレベルを世界的に上げる方針です。
参考:H28年度アメリカにおける STEM 教育-次世代を担う STEM 人材の育成-(著者 谷麻里子)
日本のSTEM教育の取り組みは?
日本は、令和元年にSTEM教育について発表されプログラミングが必修化しました。
そして、タブレット端末が小学校で配布されるようになりタブレット学習が浸透しつつありますよね。
幼児教育でもタブレットを用いた教材が最近は出てきました。
また、習い事でプログラミングのスクールに通う子どもやサイエンススクールに通う子どもも多くなってきましたね。
まだまだこれからのSTEM教育ですが、思考型の教育プログラムとして目が離せない教育です。
【自宅OK】最新のSTEM教育の教材3選
アメリカでは国家レベルで推進されているSTEM教育ですが、日本も徐々に導入されてきています。
教育に関心が高いパパやママは、学校だけではなく家でもSTEM教育はできないの?と疑問の人もいらっしゃるかと思います。
なんと、自宅でもSTEM教育ができますよ。
次にSTEM教育ができる教材をご紹介します。
勉強というよりも遊びの一環として取り組んでみてもいいかもしれません。
問題を解決するという教育なので、親子で一緒に取り組むと楽しいですよね。
①通信教育「ワンダーボックス」
- 対象年齢:4歳~10歳
- 料金:月額3,700円~ ※きょうだい1人追加ごとに月額1,850円
- 教材内容:アプリ・キット
ワンダーボックスは、アプリと毎月届くキットを教材として学べるデジタルとアナログのハイブリッド式の学習です。
アプリは、毎週・毎月と変化するため毎回新しい発見があり楽しく学習できるのがポイント!
さらに、アプリとキットの両方を使って学習もできるので面白いと子どもに好評ですよ。
なんといってもワンダーボックスの強みは、学力が伸ばせることが実証されたシンクシンクというアプリを使って学習をすることです。
頭の良い子どもに育てたいというパパやママにぴったりな教材といえますね。
ワンダーボックスの口コミ
おもちゃというよりも思考キットですね。親子で考えながら楽しく取り組めそうですね。
アプリゲームが豊富で子どもも飽きなさそうです。さらに、専用タブレットが必要がないところも魅力的!
②オンライン通信「STELABO Online」
- 対象年齢:小1~小6
- 料金:入会金5,500円、月額5,500円~
- 教材内容:コースによって異なる
(例)小1~小2対象のべーシックコース→ブロックとタブレット
STELABO Online(ステラボ オンライン)とは、オンライン授業でSTEM教育が受けられます。
学年によってコースが違い、月2回の70分のレッスンで習い事感覚で学習することができますよ。
オンライン授業で先生がしっかりとサポートしてくれるので安心して学習ができます。
そしてステラボオンラインでは、知識を学ぶ(10~20分)→つくる・学ぶ(30~40分)→試す・伝える(10~20分)→宿題(30分)といった授業内容で進行。先生とのマンツーマンではなくクラスメイトとの共同作業が多く同世代の子どもと楽しく取り組めるところもポイントです。
STELABO Onlineの口コミ
講師の先生のお声かけのタイミングが絶妙で
ママノワより小学2年生のママ
ママも見習わなきゃって思っちゃった..
初めてだったから
娘にできるのかなって心配だったけど
プロってやっぱり違うよね
先生がしっかりとサポートしてくれるので安心して取り組めますね。
世界的な教材メーカー、Makeblock社のmBot(エムボット)の走る距離や曲がり方や速さやなどを実験方式で考えるレッスンを受けました。
ママノワより小学4年生のママ
初めてのプログラミングに戸惑いながらも、
何秒で設定したらこれだけの距離を動かせるかな?など自分なりに考えて
何度も何度も挑戦していてこの力を大きくするとmBotがキュッと止まって、
弱くするとやさしく止まる!など、物の動き方や慣性の法則も学びました。
先生もとてもわかりやすく説明してくださって終始楽しそうで笑顔の絶えない息子
レッスン後にはパパに慣性の法則を教えてあげていて
いろいろなプログラムを組んでmBotで遊んでいました。
キットを遊ぶようにして学べるのが魅力的です。
レッスン後もキットで遊べるので子どもも新たな発見がありそうです。
③サブスク型自由研究「Groovy in a Box」
- 対象年齢:6歳以上
- 料金:月額2,980円
- 教材内容:道具とガイドブック
2021年6月に日本に上陸したばかりの最新の教材です。
STEM教育がサブスクでできるのがGroovy in a Box(グルービーインアボックス)。
月額2,980円と続けやすい料金でお財布にも優しいですね。
Groovy in a Boxは、STEM教育発祥のアメリカでも大人気の教材で本格的はSTEM教育を学ぶことができますよ。
子どもが飽きずに夢中で取り組めるように、やることや学ぶことがたくさんあるのもポイント!
Groovy in a Boxの口コミ
まだ、上陸したばかりで日本の口コミは見つけられませんでした。
公式サイトより口コミがあったのでよかったら参考にしてみてくださいね。
息子はGroovy Lab in a Boxが大好きです。エンジニアのように研究にのめり込んで、とことん考えることができる、素晴らしいSTEAM教材です!
1回のボックスでやることや学ぶことがたくさんあります。全ての材料が箱の中に入って届くので、準備がいらないのも便利。ラビングライフ
Groovy Lab in a Boxは、学校でも経験したことがない、驚くべきSTEAM教材です。小学生も中学生も自分で学べて、楽しさと同時にやりがいを感じています。
子どもたちは科学のことがいっぱい!音楽の要素が含まれているのも嬉しいですね。スー・ペリー
Groovy Lab in a Boxは、子どもたちに刺激を与えてくれます。あらゆるタイプの子どもたちを惹きつけるために、様々な取り組みができるボックスが用意されています。
クリエイティビティを育める画期的なSTEAM教材です!D.ロケット
自宅でSTEM教育を始めてみよう!
この記事のまとめです。
・STEM教育とは、4つの分野から成り立つグローバルにIT社会で活躍できる人材育成ことを目的とした教育プログラム
・STEM教育ができる教材3選
①ワンダーボックス
②STELABO Online
③Groovy in a Box
STEM教育についてご紹介しました。
アメリカ発祥のSTEM教育が今日本でも導入されようとしており、プログラミングをはじめ教育が変わろうとしています。
そして今回は自宅でもできる教材を3つご紹介しました。
手軽なものから習い事感覚のものまでさまざまです。
しかし、いきなり始めるのは子どもに合っているのか分からないと心配されるパパやママもいらっしゃると思いますのでまずは体験のキットや体験レッスンを利用してお子さんの反応を確かめてみましょう。
最新の教育から取り残されないために検討してみてはいかがでしょうか。
きっとSTEM教育で新たな発見と学習の楽しみがお子さんを待っていますよ。
この記事のライター:misaki43
1歳4ヶ月差の年子姉妹を育てるワンオペママ。地方育ちの転勤族。前職が金融機関に勤めていたこともあり金融記事も執筆しています。夜泣きや離乳食、トイトレに悩みながら子育て中!