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プレパパ必見!産後ママのサポートマニュアル【育児編 後編】

前編では、産まれてからの新生児のお世話のスケジュールやパパができるお世話のコツについてご紹介しました。
しかし、それでは新生児のみのサポートになってしまいますよね。

そこで今回は新生児以降の育児の悩みと悩みの解決方法を私の経験談を交えながらご紹介します。
育児の悩みを知っているだけで先読みができるのでサポートしやすくなります。
さらに後半では、ママへの声かけについてもご紹介。
パパやママになってから夫婦でのコミュニケーションがなかなか上手くいかない夫婦も少なくありません。
声かけ1つで夫婦関係が変わってくるのでよかったら参考にしてみてくださいね。

プレパパ必見!産後ママのサポートマニュアル【育児編 前編】

1歳までの育児の悩みの推移

baby under purple blanket

さて、0歳から1歳になるまで子どもは大人が思っているよりも大きな成長を遂げます。

寝返り→ずりばい→離乳食→ハイハイ→つかまり立ち→発語(パパやママなど)→歩く

と大きく成長します。

では、1歳までの育児の悩みの推移を詳しくみていきましょう。

1歳までの育児の悩みの推移

月齢(か月)悩み
1夜寝ない・乳児湿疹
2夜寝ない・体重が増えない・乳児湿疹
3夜寝ない・体重が増えない・乳児湿疹・うつぶせ寝
4体重が増えない
5よだれや離乳食で口まわりがかぶれる
6寝返りをしない
7お座りをしない・人見知りをする
8夜泣き・ずりばいしない
9夜泣き・後追い・ストロー飲みをしない
10夜泣き・ハイハイをしない
11つかまり立ちしない
12歩かない・靴を履いてくれない

成長するまでに個人差はあるのですがいろんなことに悩みながら子育てをしていくと思います。
私もそうでした。
私は1歳と2歳の子どもがいますがそれぞれ成長のスピードも違うので悩みもそれぞれ。

私の話しをすると、最初は乳児湿疹に悩み次に体重増加について壁にぶつかりました。
そのあと、夜泣きに苦しみ2か月間あまり寝ない生活を夫婦でしていたら共倒れになったこともあります。
夜泣きが落ち着いたころ、離乳食を食べないという問題が発生。
そして1歳になり落ち着いてきたと思ったら靴で歩かないということもありました。
一方で次女は、発達がゆっくりなため適正月齢よりもずりばいやハイハイしない、座らない、つかまり立ちをしないといった悩みがありましたが長女、次女とともに全てなんとか乗り越えられました。

14個の子育て悩みの解決方法

Baby, Girl, Sleep, Sleeping, Asleep, Sleeping Baby

1歳までの悩みの推移に沿ってそれぞれの悩みについての解決方法をご紹介します。

お悩み1つに対しての解決方法は調べるとたくさんありますが、その中から特に役に立ったものだけを記載しました。
また、子どもによっては全く効果がない場合もありますのでご参考までとご理解ください。

①寝かしつけ

・抱き方を変えてみる
・夜は多めにミルクを飲ませてみる
・部屋を暗くする

赤ちゃんによっては、立て抱っこが落ち着くお子さんもいらっしゃいますのでいろいろな抱き方を工夫してみてください。また、夜起きる原因として挙げられるのが空腹です。
夜起きにくくするために寝る前の授乳は多めに与えてみましょう。
さらに夜は寝やすい環境を作ることも大切です。
ですので、部屋は暗くして昼夜の区別をつきやすくしましょう。

②体重管理

・スケール(体重計)を使う
・母乳が出ていなければミルクで補うのも1つ

離乳食が始まるまでミルクや母乳をあまり飲まないお子さんは特に体重を気にしてあげましょう。
3か月健診や4か月健診で何も言われなかったお子さんは大丈夫だと思いますが、要観察になってしまったときは赤ちゃん用の体重計(スケール)を利用しましょう。簡単に計測ができますよ。
スケールはAmazonのようなネット通販でも購入できますし、ベビー用品のレンタルで一時的に借りることも可能です。

③乳児湿疹

・体を温めすぎない
・石鹸を泡立ててしっかりと洗顔し、保湿剤で保湿する
・市販の保湿剤で効果が見られない時は皮膚科を受診する

3か月ころまで顔や頭皮などに多く出る湿疹が乳児湿疹です。
赤いポツポツとして形状のものや膿を持ってしまうものもあり見た目が酷くなりやすいのでママは心配になってしまいますよね。
ですが適切な対処することで一気に治りが早くなるので上に書いた3つのことは実践してみてください。

④うつぶせ寝

・寝返り防止クッションを使う

寝返りを覚えると寝ながら寝返りをする赤ちゃんも多く、寝返りがえりができないと窒息の可能性がありうつぶせ寝は怖いですよね。

私も夜のうつ伏せ寝が怖くて何度も夜中に起きて仰向けにする生活を続けていたところ寝不足によって体調を崩しました。
体調を崩す前に、うつ伏せ寝にならない方法として寝返り防止クッションを活用が挙げられます。
もし、寝返り防止クッションを購入したくない人は2リットルのペットボトルが2本と輪ゴムがあれば作れますよ。
寝返り防止クッションの作り方と材料を画像で解説してありますのでよかったら試してみてくださいね。

⑤口の周りがかぶれる

・よく口を拭いてあげて清潔に保つ
・夜は保湿剤を塗る

歯が生えてくる時期や離乳食を食べ始めると口の周りがかぶれます。
かぶれる前に、よく口の周りを拭いて清潔にしてあげましょう。

⑥1人座りをしない

・支えながらお座りの練習をする
・練習のしすぎは良くないので適度に(1日1回くらい)

1人座りをしないのであれば、支えながらお座りの練習をさせてみましょう。
しかし、1日何回も練習するのは腰に負担がかかるので注意です。

⑦人見知りをする

・発達の過程なので特に気にすることはない
・場所見知りの場合もある。場所見知りの場合は、頻繁に場所に連れていくと慣れてくれる
・しばらく抱っこして安心させる

知らない人を見ると急に泣き出してしまうといった場合、上の3つの方法をまずは試してみてください。
人見知りは病気ではなく、発達の過程です。
成長している証拠ですので一時的なものと捉えて見守ってあげましょう。

⑧夜泣き

・寝る時間を同じにする
・夜は夫婦交代でお世話する
・お昼寝は遅くても15時まで
・寝た心地がしない時は蒸気でアイマスク
・寝不足が辛くてどうしようもない時は、一時預かりを利用して寝よう

夜泣きをする原因はさまざまです。脳の発達や歯が生えるといった要因から起こりずっと続くことはありません。
どのくらい続くのかはお子さんによってさまざまです。
例えばですが私の場合、上の子は2か月間夜泣きをしていましたが、下の子は1か月もしませんでした。
夜泣きが辛い場合は、上のことを試してみましょう。
寝不足が続くこともあるので体調には気を付けて、頼れるものは頼って夜泣きの時期を上手く過ごすようにしましょう。

⑨後追い

・居なくなる時は行く場所を伝えて、必ず戻ってくることを伝えてからその場から去る

後追いはすごくて家事ができないと悩んでいらっしゃるママは実際いらっしゃいます。
赤ちゃんの世界の中心はママですので、ママの姿が少しでも見えなくなると怖くなってしまうんですね。
そこで、とにかく赤ちゃんに「トイレに行ってくるね。必ず戻るよ」と声を書けてから去ってみてください。
何度かやっているうちに言葉は分からずともママは戻ってくるということは理解して後追いが軽くなることもあります。

⑩ストロー飲みをしない

・コンビ「ラクマグ はじめてストロー 240」を使用
・コンビのラクマぐができるようになったら紙パックの麦茶に挑戦

ストロー飲みは偶然吸ったら飲めたといった偶然が重なって起きます。
そこで、偶然が起きやすいストローを選びましょう。ストローでも哺乳瓶の形に近いストローマグです。

出典:コンビ 公式サイト
コンビ公式オンラインショップ【コンビショップ】

ラクマグでストローのみができたら今度は紙パックを試してください。
あっという間にストロー飲みができるようになります
私も上の子がストロー飲みができないと悩み、何個もマグを買いました。しかしなかなかできず最後にたどり着いたのがラクマぐです。マグにしてはそこまで高価ではありません。よかったら試してみてくださいね。

⑪ずりばいをしない

・手が届くか届かないかくらいのところにお気に入りのおもちゃを置く

筋力の関係もあるので子どものペースもあります。
しかし、ずりばいをしたくなるきっかけ作りはしてみてもいいかもしれません。
下の子はずりばいができるのになかなかやる気のない子だったので、お気に入りのおもちゃを手が届くか届かないかのところに置いて進めるようにきっかけ作りをしてみました。
結果、急にずりばいするようになり進むようになりましたよ。

⑫ハイハイしない

・同世代が集まるところに行ってハイハイしている子どもを子どもに見せる
・お気に入りのおもちゃを徐々に遠ざけて置く

ハイハイも子どものペースがあるので大人はやる気にさせるきっかけ作りをしましょう。
きっかけ作りは2つ。同世代の子どもが集まる児童館などに行ってハイハイしている子どもを見せる。
子どもの性質によっては、お友達から影響を大きく受ける子もいます。
影響を受けやすい子どもはほかの子ができていることに関して敏感なのでハイハイしやすい傾向にあります。
また、家でもできるのがおもちゃを使って進ませる方法ですね。
ママやパパに負担にならない方法できっかけ作りをしてみてもいいかもしれません。

⑫つかまり立ちをしない

・つかまり立ちができそうな低い場所を作る(ローテーブル、ベビーサークルなど)

つかまり立ちをするきっかけ作りをしてあげましょう。
実は、ソファーは赤ちゃんにとってかなりの高さがあるので、低い机などがあると便利です。
低いところから挑戦してみて安定してくると高さのあるところでもつかまり立ちをするようになりますよ。

⑬歩かない

・子どもの手を引きながら練習する
・押し車を利用する、室内で乗れる車を利用する

歩かない場合は手を引きながら歩く練習してみるといいでしょう。
また、押し車を利用したり室内で乗れる車をりようして歩行練習するのもおすすめです。
ちなみ、室内で乗れる車は3歳くらいと長く使えますよ。

⑭靴を履かない

・靴下を一体型になっている靴を利用する

靴での感覚に慣れないため、靴を履いて歩いてくれない場合があります。
そこで、靴下と一体型になっている靴を利用すると靴を履いている感覚があまりないので歩きやすく歩行が不安定な子どもでも歩いてくれますよ。

パパからママへの声かけ

woman holding man hand

産後のママはホルモンバランスが乱れているため情緒不安定な状態になります。
普段なら聞き流せることも産後は気になってしまい深く考えこんでしまうこともあります。
そこで、パパが気を付けたいママへの声かけをご紹介します。
簡単にできる声かけなのでよかったら試してみてくださいね。

①がんばれと言わず、何かできることはある?と聞く

ママは睡眠時間を削りながら夜の授乳をします。
ですので、「がんばって!」と応援の気持ちで言ったとしても「私、頑張っていないのかな」と受け取られてしまう可能性があります。
パパはママに「何かできることはある?」と聞いてみましょう。実際に私も夫にこの声かけをしてもらって嬉しかったんですね。なぜ嬉しかったのか、理由は2つあります。

1つ目は一緒に育児ができている実感がわいたこと、もう1つは私のペースでお願いしていいんだと思えたことです。

育児は夫婦2人でやるものですが、子どもとずっと接しているといつの間にか孤独に子育てをしている感覚に陥ります。
ですので、この声かけによって一緒の方法を向いていると遠まわしに伝えてくれたことがとても嬉しかったですね。

②赤ちゃんを褒める

ママは、普段から赤ちゃんに対して発達のことが気になったり、具合が悪いところはないかな、異常はないかなと気にしながらお世話しています。
赤ちゃんは泣くことでしか伝えられないので、特に注意して毎日気を張って見守っています。
気を張りながらの生活しているとお世話に精一杯になってしまい、赤ちゃんを可愛いとゆっくり愛でる時間を取れないこともあります。気づいたら1日終わっているということもざらです。
そこで、あえてパパが赤ちゃんのことを「可愛いね」「先週よりも重くなったね。成長しているね」などと褒めてあげることでママも安心して赤ちゃんを愛でられる時間になります

③感謝を伝える

ありがとうって言われたら嬉しいですよね。
育児や家事は報酬が発生しないため完璧を求めてしまうママもいます。
ですのでお疲れ様や感謝を言い合いましょう
言い合うことでママの承認欲求は満たされ心の安定に繋がります。

もし、夫婦で子育てが辛くなってしまったら

もし、子育てをしていて少し辛いなと思ったら無理はしないでください。

「子どもを辛いと思うのはどうかしているんだ」と思うママやパパもいらっしゃるかもしれませんが、意思疎通がまだ取れない子どもと一緒にいて何で泣いているのかを考えながら危ないことはないかと気の張った生活してみてください余裕がなくなって当たり前だと思います。
ママやパパの余裕がなくなると子どもにそ伝わり不安でさらにぐずることもあります。
よって、私が提案する辛くなった時の方法は4つです。

①ベビーシッターを利用する
②一時預かりを利用する
③実家の人にきてもらう
④とにかく休む、子どもと1時間でも離れる

とにかく頼れるものは頼って無理しないでください。
辛いと思っているママやパパはあなただけではありませんよ。

ママと一緒に育児をしていこう

man in white crew neck t-shirt kissing woman in white dress

この記事のまとめです。

・1歳までの育児の悩みの推移

14個の子育てのお悩みの解決方法

・ママへの声かけ

もし、夫婦で子育てが辛くなってしまったら

今回は新生児以降の育児の悩みと悩みの解決方法をご紹介してきました。
プレパパにとってはまだまだ先のことですが、先読みをすることでママへのサポートもしやすくなると思います。
産まれてくるお子さんとの新生活、楽しいことだけではなく辛いこともたくさん出てくると思います。
育児と夫婦生活が少しでも楽しいものでありますように願っております。

この記事のライター:misaki43

1歳4ヶ月差の年子姉妹を育てるワンオペママ。地方育ちの転勤族。前職が金融機関に勤めていたこともあり金融記事も執筆しています。夜泣きや離乳食、トイトレに悩みながら子育て中!

プレパパ必見!産後ママのサポートマニュアル【育児編 前編】