待望の二人目の妊娠が発覚すると、1人目誕生の時の幸せな気持ちが蘇ってきて本当に嬉しい気持ちになりますよね。
あの感動をもう一度あじわえるなんてとても幸せなこと。それと同時に不安な気持ちも出てくるかと思います。
「つわりがあった場合上の子のお世話はどうしよう」
「上の子はまだまだ抱っこを求めてくる月齢だけど応えてあげられるかな」
「いざ出産で入院するとき、上の子の預け先はどうしよう」
これらの疑問を感じる方も多いのではないでしょうか?
この記事では、お腹の中の赤ちゃんに配慮しながら、出産までのあいだの過ごし方をご紹介していきます。
目次
小さい子どもがいる中での2人目妊娠で気を付けること

小さい子どもがいる中で2人目を妊娠した場合、1人目の妊娠とは違った大変さがあると思います。「上の子は元気いっぱいなので、一緒に遊んであげたいけどしんどいな…。」と思うこともあるかもしれません。
2人目妊娠で特に気をつけることは無理をせずに体調管理をしっかり行うことです。くわしく確認していきましょう。
無理をしない&体調管理をしっかり
2人目の妊娠発覚後、すぐにつわりが始まる方も多いと思います。
つわりが始まる時期や加減は人それぞれで、この期間ママ自身は辛いつわり症状におそわれますが、上の子はそんな時でも元気いっぱい!まだ未就園児だと朝早くから公園にいこうと言われたりして早速それにゲッソリ…もし公園に行けそうなら、着いてすぐにママはベンチなど座れる場所を見つけて座りましょう。
わたしは一口サイズの飴やチョコなどのお気に入りのお菓子を持参して、口に運びながら上の子を見守るかたちをとっていました。一口サイズなら子どもや周りに気付かれず、自分の体調も少しマシになるので、そういった自分にとって少しでも体調が楽になるアイテムを見つけておくのもおすすめです。
また妊娠中は、お腹の赤ちゃんに影響がでるような感染症にも気を付けなければいけないので、マスクは常時付けた方がなお良いですね。少しでものどの痛みを感じたら、はちみつ100%ののど飴を食べたり、妊婦さんでも使用できるアズレンうがい液を使ってうがいをするようにするなど早めの対策をしましょう。

抱っこはしても大丈夫
妊娠中は切迫早産のリスクを減らすために重いものを持たないようにすることは、妊婦さんの間では共通の認識だと思います。
妊娠発覚後もし上の子に抱っこをせがまれた時、一瞬ためらってしまうかもしれません。ただ上の子の気持ちにも応えてあげたいですよね。
抱っこをするときは短時間にとどめたり、家の中であれば座って抱っこをするなど工夫しながら過ごすとお互い良いかもしません。
私は下の子を妊娠中、上の子の幼稚園入園と重なり、通園中は抱っこしてほしいとよく言われました。新しい環境で頑張っている上の子の気持ちを応援したくて、「あそこの電信柱まで抱っこでいこう」と明るく言って自分が抱っこできそうな距離間を考えながら抱っこしていました。
すると、不思議と子どももずっと抱っこして歩いてとは言わなくなりました。上の子の要求に全て応えてあげられなくても、少しだけでも応えてあげると、案外そのあとがスムーズになるかもしれません。
2人目の妊娠で準備しておくこと
小さい子どもがいる中で2人目を妊娠した場合、以下の2点は準備しておくようにしましょう。
- 周囲にサポートをお願いする
- 出産後上の子のお世話をどうするか考えておく
それぞれの内容を確認していきます。
周囲にサポートをお願いする
つわりがある時期を乗り越えて、安定期に入ったとしても妊娠後期はお腹がでてきて思うように動けないときもあります。そんな時に備えて、活用できるサポートシステムをいくつか見つけておきましょう。
2~3時間程度だけでも上の子を安心して預けられる場所があればよいですね。保育園の一時保育の利用や母子分離型の幼児教室、ベビーシッターなどいざという時に利用できるように登録だけでもしておくと安心できます。
出産後上の子のお世話をどうするか考えておく
1人目の出産後に特にサポートなしで乗り切った経験があっても、2人目出産後となるとさらにハードになります。
実家の両親に産後1ヶ月ほど来てもらえるようにお願いしたり、家事代行サービスの利用や市のサポート支援などを利用することも考えておきましょう。
住んでいる市町村で受けられる支援サービスを調べてみるのも1つの方法です。例えば、「〇〇市 出産後 支援」と検索すると、自治体が運営するサービスがいくつか出てきます。民間のサービスと比べて安価な場合もありますので、興味がある方はぜひ一度お調べください。
上の子との過ごし方

2人目を妊娠したときに気になるのが上の子との過ごし方です。2人目が生まれたときに、上の子に「自分でできることは自分でできるようになってもらう」ということを意識しながら、この期間を過ごすとよいかもしれません。
上の子との過ごし方についてポイントを確認していきます。
ひとりでできることを増やすサポートをしてあげる
3歳前後になってくると、自分でやってみたいという自我が強くなる子もいます。
自分で着替えようとしてみたり、靴をはいてみようとしてみたり。朝のバタバタしているときや約束の時間がある時はイライラしてしまうかもしれませんが、ぜひそれに付き合ってサポートしてあげてください。
2人目出産までに上の子が1人でできることが増えれば、子どもの自信にもつながるし、出産後のママにとっても助かりますね。
ママがリフレッシュする時間も大切
上の子のお世話と自身の妊娠で余裕のない時期かと思いますが、子どもにとってママの機嫌はとても大切です。ママがイライラしていると子どもは悲しい気持ちになります。
パパがお休みの日に上の子を連れて公園にいってもらったり、週に1回でも一時保育を利用したりして意識的にリフレッシュすることが大切です。最終的にママの機嫌がよければ、子どもにも伝わって良い循環がうまれるかもしれませんね。

上の子に妊娠を伝えるタイミングと声掛け
上の子に新しい家族ができることをどのように伝えようか悩む人も多いでしょう。どんな反応をするのかワクワクする気持ちと不安定にならないか心配な気持ちとが入り混じると思います。
上の子のおしゃべりが上手になっていると、あまり早く伝えても外でベラベラしゃべってしまうかもしれないので、安定期に入ってから伝えた方が無難かもしれません。
わたしは一緒にのんびり絵本を読みながら伝えました。赤ちゃんが新しく生まれる絵本や、兄弟姉妹ができるという内容の絵本もあるのでおすすめです。
まとめ
妊娠中はなにがおこるかわかりません。体力的にも精神的にも普段とは違う変化がおきることもあるので、早め早めの準備ができると安心です。
上の子のお世話をしながらの妊娠は大変なこともありますが、体調が良いタイミングで上の子とお出かけしたり、できるだけ要望に応えてあげたいと思うのは母親みんな同じかと思います。
もし、イライラしてしまって応えてあげられなかった時は、寝顔にあやまるのではなく起きてる時にきちんと謝って許してもらいましょう。そうやって信頼関係を築いていけば、良い循環が生まれるかもしれないですね。