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【インタビュー】私の育児〜育児のコツはたくさんの手段〜

夫婦共働き家庭 の増加、待機児童の未解消、ひとり親家庭の増加など、現代の育児や子育てが抱える問題は様々だ。

今回は「私の育児」と題して、2児の育児に奮闘した経験を持ち、現在はフリーランスとして働きながら子育てをする「いちえんさん」にお話しを伺った。

いちえんさんプロフィール

沖縄県出身。家族は小学校1年生の長男(6)・幼稚園年中の次男(4)・7歳年下の夫。

グラフィックデザイナーから約7年の専業主婦を経て下の子の入園を機に仕事復帰。現在は 「快適で心地よい暮らし」をテーマにしたライフスタイル メディア、nice and warmのInstagram投稿のデザインを担当。「育児を楽しむこと」と「人生のアップデート」を目標に日々奮闘中。

2児の育児

――本日はよろしくお願いします。まず、いちえんさんの中でもっとも大変だったと感じた育児時期を教えて下さい。

いちえんさん
いちえんさん

今はだいぶ落ち着いてきましたが、長男が2歳で次男が0歳の時が一番大変でした。

当時は東京都練馬区に住んでいて、私の実家は沖縄県、主人は滋賀県なので親に頼ることができませんでした。なおかつ主人も日中は仕事をしているので、私は専業主婦をこなしながらほぼ一人で育児をする状況でした。

――なるほど。保育園を活用するという選択はできなかったのですか?

いちえんさん
いちえんさん

近隣地域の保育園は両親がフルタイムで仕事をしていないと預けられないという条件がありました。

勤めていた印刷会社から異業種へ転職したくて新しい分野を勉強するために退職を決めたタイミングでの妊娠して出産だったので、預けるのは難しかったですね。預け先がないまま転職活動する精神的余裕も全くありませんでした。

――では日中に、一人で育児をしなければならないことが一番大変でしたか?

いちえんさん
いちえんさん

それだけではなく、主人と楽しくコミュニケーションを取れなかったことも心苦しかったです。

主人が夜遅くに仕事から帰宅して、お互いが疲れきってしまった状態が続き、家の中ではピリピリした空気が漂っていました。それに授乳や夜泣きもあり、次男が6ヶ月を過ぎてハイハイし始めた時が「しんどい」のピークでしたね。

――そんな大変だった時期を乗り越えるために、工夫されたことなどがありましたら教えて下さい。

いちえんさん
いちえんさん

工夫というか、友達に電話したり、心配して電話をもらえたことがまず心の支えでしたね。

電話越しに泣いてしまっても「うん、うん」とただ寄り添って聞いてくれる友達に助けられました。

あとは、キッチンの端っこでベビーゲートを締めて、コンビニのスイーツを食べるのも楽しみでした。

子どもに見つかってしまうと「ママ何たべてるの?ちょうだい!」となってしまうので隠れて急いで食べていましたね。急ぎすぎて味わう暇は、あんまりなかったです(笑)

当時はなんとかストレスを発散させるために必死でしたね。

――ちなみに、ストレス発散で食べていたスイーツで、当時一番好きだった物は何ですか?

いちえんさん
いちえんさん

セブンイレブンで販売している「しろもちたい焼き」をよく食べていました。

あとは大福やわらび餅なども。

ただ、スイーツを買い物に行くのも子どもを連れて行かなければいけないことも多かったです。一緒にコンビニに行くとでわちゃわちゃと騒いで、周りに気を遣って疲れてしまい本末転倒みたいなこともありました。

――買うのも食べるのも、一苦労だったのですね。そしてスイーツだけでなく友達をはじめたくさんの方にも支えられた。

いちえんさん
いちえんさん

そうですね。

同じ歳ぐらいの子どもを持つ友達や先輩ママさんたちと話すと「自分だけじゃなく同じ悩みなんだ」と共感できました。先輩ママたちの話を聞いて“自分だけじゃないんだ”と思えることが支えになっていました。さらに主人もだんだんと仕事から早く帰ってくれるように努力してくれるようになりました。

それでも当時は真っ暗なトンネルの中を歩いてる感じで、いつここを抜けられるのだろうというような不安が付きまとう感覚がありました。

助けられた書籍

――同時期に、参考にされていた書籍などはありますか?

いちえんさん
いちえんさん

そうですね、ネット記事や育児書もたくさん読んでましたし、保健師さんにも相談していました。ただ私の心に一番響いたのは「Today」という一冊の詩でした。

ニュージーランドの子育て支援施設に貼ってあった作者不明の詩を、日本のエッセイストである伊藤比呂美さんが訳して書籍にされているものです。

今日 (福音館の単行本) [ 伊藤比呂美 ]

――本書の中でもっとも印象的だった一文などはありますか?

いちえんさん
いちえんさん

一文一文が心に染みました。

末尾の「そしてもし、そっちのほうがほんとなら、わたしはちゃーんとやったわけだ」の言葉は「こんな私も認めて良いんだ、私はこの子のためにちゃんとできたんだよね」って、自分を肯定できる気持ちになれた。この一文にはすごく救われました。

初めての育児で頑張りすぎてしまうし、一生懸命にやっても思うようにいかないことばかり。自分はなんてダメな母親なんだろうって、はじめは自分を責めることが多かったです。

でもこの一文のおかげで自分で自分を肯定できた。

すごく心が軽くなった気がしましたね。

仕事との両立

――現在は東京から埼玉へ引越しされて、お子さんも小学校と幼稚園に通われている。さらにフリーランスとして仕事を再開されているみたいですが、子育てとの両立はできていますか?

いちえんさん
いちえんさん

はい。

現在は前職で学んだデザインの知識を活かして、nice&warmという「快適で心地よい暮らし」をテーマにしたライフスタイル メディアのインスタグラムの投稿や運営などをお手伝いさせていただいています。経営者の方がとても理解のある方で、融通をきかせてくれます。

子どもの行事ごとにも参加できやすい環境で働けていますし、仕事も楽しくできているので、これからも子育てと両立して続けていきたいですね。

――素敵な環境ですね。次に子育てをしていく中で仕事に活かされる「学び」や、子どもたちから教わったことなどはありましたか?

いちえんさん
いちえんさん

私が子どもたちから教えてもらったと感じたことは、気持ちの切り替えですかね。

子どもそれぞれによって違いはあると思うのですが、うちの子どもたちは、さっきまで泣いていたのに目の前に次の楽しいことが現れると機嫌がすぐ良くなって遊びはじめる。

私は昔から仕事でもプライベートでも嫌なことがあればズルズル引きずってしまう性格なので。気持ち切り替えを上手にして、目の前の事を楽しでいかなきゃと見ていて教えられました。

私も幼少期は切り替え上手だったのかなと考えながら子どもと遊んでいると、なんだか不思議な感覚になりますね。

――何かで失敗したりすると、気持ちの切り替えは大人でも難しいですよね。これからはどういった子育てをしていきたいですか?

いちえんさん
いちえんさん

これからも仕事と子育てのバランスを保っていきたいです。

子育てがおろさかになると罪悪感に襲われるし、それだけに集中していると自分のやりたいことを我慢して満たされない気持ちがストレスになってしまう。

難しいと思いますが子育てと自分のやりたいことの絶妙なバランスを維持していきたいです。

私なりのアドバイス

――最後に、これからはじめての育児をスタートされる方にアドバイスはありますか?

いちえんさん
いちえんさん

私から偉そうにアドバイスだなんてできることは特にありませんが、ただ言えることは、自分の機嫌をとりながストレスを発散させて、育児をしていくことですかね。

育児は思い通りにいかないことが私は多かった。

するとストレスが溜まって気分が落ち込んで、さらに家庭全体の空気が悪くなってしまう。

それを少しでもなくすために、自分の機嫌をとるたくさんの手段を用意しておく。

これは私が経験したからこそ言えるおすすめです。

――なるほど。「たくさんの手段」とおっしゃられましたが、スイーツを食べること以外にストレス発散のために実践されたことはありましたか?

いちえんさん
いちえんさん

子どもが寝てたあとに、主人にお願いし、一人でこっそりラーメンを食べに行ったこともありました。特によく行っていたのは「中華そば専門 はつがい商店」でした。特製 鶏白湯そばと、白米の上に焦がしチーズが乗ったチーズ飯のセットが大好きでしたね。

もちろん味も美味しくて大満足なのですが、「ラーメンを一人でゆっくりと食べに行けた」という事実も私の心を満たしてくれていました。

 これからも自分の機嫌をとりは続けていきたいですね。

そうすれば少しでも笑顔でいられるママでいれるのかなと思います。

中華そば専門 はつがい商店」の特製 鶏白湯そば

ーーずっと笑顔のママは素敵ですね。本日はお忙しいところありがとうございました。

あれもこれもと一人で抱え込みすぎると心はいつか壊れてしまう。

いちえんさんへのインタビューを通じて、育児において誰かに頼ることや、ストレスを自分で発散すことの大切さを感じました。

この記事のライター:のぎ

淡路島ライター 地元である兵庫県淡路島を拠点にライター活動中

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