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【インタビュー】時短転職とは?家族みんなで楽しく生活がしたい2児のママ

仕事と育児の両立に悩むママは少なくありません。
「もっと時間があれば」「保活ってどうやってするんだろう?」とお悩みのママへ
もしかしたらそのお悩み解決できるかもしれません。
今回は、時短転職を2回経験して育休中の2児のママもなさん(@thinkbetterways)
に仕事の仕方、保育園入所のことをお伺いしました。

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もなさんのプロフィール

現在育休中のもな、と申します。
IT営業の夫、来年4月に小学生になる娘とそろそろ1歳になる息子の4人家族です。

保育園入所時期と復職時期に頭を悩ませており、毎日住んでいる地域の情報を集めています。
本業はエージェント、副業で2019年からキャリアカウンセリングをしています。

経歴

採用人事5年
エージェント3年
2019年に国家資格キャリアコンサルタントを取得

時短転職のきっかけは実現したいことが明確になってきたから

時短転職ってなんだろうと気になる人も多いのではないでしょうか。

時短転職とは、時短の条件で転職をすること

たしかに子育てをしながらフルタイムで働くのはなかなか体力が必要です。
一方で、時短勤務であれば子どもとの時間もとれて仕事と両立もできるかもしれません。
しかし、どのように時短転職をされたのか、気になるところです。

また「子育てをしながらの転職活動って難しいのでは?」と厳しい意見も聞こえてきそうです。
ここでは、子育てしながら仕事をする選択肢に「時短転職」の可能性を探ってみました。

Q1 時短勤務は何時~何時までお仕事されていましたか?

もな
もな

9:00〜17:00です。(定時9:00〜18:00なので1時間の時短勤務

Q2 時短転職を2回ほど経験されているとのことでしたが、時短転職をするきっかけがありましたら教えてください。

もな
もな

時短勤務のきっかけは、働くにあたってやりたいことや実現したいことが明確になってきたためそれらを仕事でより追求できる環境に身を移したかったからです。

細かいきっかけは2点

①復職後にやりたい仕事ができなくなってしまった

②会社ではゼネラリスト的な立ち位置を求められ、スペシャリストを極めたいと思っていた私のタイミングと異なってしまった

ゼネラリストとは、広範囲の専門知識を持つ人のこと。
スペシャリストとは、特定の分野に深い知識を持つ人のこと。

Q3 時短転職をされて育児はどのような変化がありましたか?

もな
もな

①残業はほぼゼロ
→時々夫にお迎えをお願いすることもありましたが、通常業務での残業はほどんどなし。
またチームメンバーからも「早く帰って!」と背中を押してもらっていました。

②短時間で成果を出そうと成果に執着するようになった
→故に、エージェントに転職→チームワークを含め、自身の実績をどう積み上げていくか、成果にしがみつくことを学びました。

Q4 時短転職のメリット、デメリットを教えてください。

もな
もな

<メリット>

・働き方にメリハリがでる

→私の場合は「残業は1日30秒までですよ」と声を掛けてくれる上長がいて助かりました。
・保育園のお迎えが少しでも早いと子どもが喜んでくれる

→いつも保育園頑張ってくれてありがとう、と毎日保育園に通園している子どもの姿に泣けてきました。

<デメリット>
・時間の制約がある

→「今日はここまでやっておきたい!」ができず歯を食いしばりながら帰路につくことも。

・業種によって利害関係者が多いポジションほどストレスがかかるのでマッチしない働き方がありそう
→今回復職する際には、利害関係者が多いポジションについても考えながらポジションの検討をしていこうと思っています。

Q5 何か時短転職するうえで心がけたことはありますでしょうか?

①仕事において:子どもの突然の休みに備えて担当している業務状況を常に周りの人でも把握できるようにしておくことです。

②家庭において:家計の見直しを行いました。具体的には、世帯収入の確認です。


今後かかってくる費用面の洗い出しなどをすることで、時短勤務をどれくらい時間を短くするか?いつまで時短勤務が理想か?を考えました。
おかげで、家計を意識することができました。

Q6 転職活動は主にどこかサイトを使っていましたか?
何か転職活動で利用したエージェントがあれば教えてください。

もな
もな

ともに利用せず、リファラルで仕事を紹介してもらいました。
理由として2点
①経歴が多いことかつ復職直後となると、エージェントからの紹介はハードルが上がると考えたから
②自身の中で具体的に「これをやりたい」が明確にあったこともあり、動くなら短期間で動こうと思ったからです。

リファラルとは、社員に人材を紹介してもらう手法

Q7 転職活動はどのくらいの期間行いましたか?

もな
もな

転職活動は2回しています。

1回目:育休中から動いて、待機児童になった瞬間から気になる企業との面談を始めました。
面談から数えると入社までは7ヶ月くらい

2回目:他社選考を含め、面談から面接実施→内定から選定→内定承諾までに3ヶ月程度

保育園入所と復職のタイミングが合わないかも?!

育休中の人が直面する問題の1つとして、保育園活動があります。
通称、「保活」と呼ばれていますね。
定員に対して多い応募数が見込まれる保育園激戦地区では保活が盛んです。
保活では、下記のような活動をされる人が多いようです。

  • 希望する保育園に見学
  • 希望する保育園の定員数の把握
  • 市役所、区役所に電話し空き状況の把握
  • 保活をされているママ、パパ同士で保育園の情報交換

もなさんは保育園入所で今悩まされているとのこと。果たしてどんな悩みなのかお伺いしました。

Q8 育休中と伺いました。
今は5歳の上の子は保育園に通われていらっしゃるのでしょうか?

もな
もな

はい、通っています。
地区町村によってルールは異なると思いますが、私が住んでいる場所では
「産休育休中は保育時間が9:00-16:00」と決まっているので、その時間帯でお願いしています。

Q9 保育園入所で悩まれていらっしゃるとのことでしたが、どんな悩みなのか簡単に教えてください。

もな
もな

「これくらいの月齢で保育園に入所させたい!」と思うタイミングと入所決定が100%マッチするわけではないのが私の悩みです。

私としては、1歳前後の入所を希望ですが、コロナの影響で0歳児の方が入所できる確率が高いようです。さらに分かってきたのは、今の時期の年度途中入所はなかなかハードルが高く難しいこと。


地域では「待機児童解消!」と謳っていることに疑問を感じています。

なぜなら、上の子が通っている家から近い保育園は空きはあるが定員が一杯という状況です。


本当の意味での解消は難しいのではないかと思っています。

Q10 その悩みに対して何か行動されたことはありますでしょうか。

もな
もな

結果よりも【1人で完結しないこと】【行動あるのみ】【やりきる!】がキーワードです。
夫にも保育園入所にあたっての資料を一緒に確認しました。

月1程度でサイトで更新される「現在の入所希望人数」や「待機人数」を確認、年度途中の入所が叶いそうなところにとにかく電話をして、様子を伺いました。

結果、1箇所空きがあり、見学も叶い、申請中。どうなることか…。

Q11 時短勤務が保育園入所に影響することはあるのでしょうか。

もな
もな

市区町村によると思いますが、働く時間が短ければ短いほど、加点ポイントが減ってしまうのでは?と思います。ですので、7時間以上働くことを維持しています!

勤務時間の加点ポイントも市区町村で決められているため要チェック!

副業は自宅でできる

もなさんは本業のほかに、副業もされています。
副業に興味のあるママやパパも多いのではないでしょうか。もなさんが実際されている副業についてお伺いしました。

Q12 副業はどんな副業をされているのか教えてください。

もな
もな

Zoomやテキストでのキャリアカウンセリングです。

求人を紹介しないキャリアカウンセリング」なので、今後どう働いていこうか?と迷っている方と対面(Zoom)やメールでカウンセリングをしています。 ミートキャリア|満足度90%以上のオンラインキャリア相談

Q13 実際にその副業はママにおすすめですか?

もな
もな

自宅でできるので、ご経験があればおすすめです。

コロナ禍ということもあり、Zoomを活用している方は多いです。
対面よりもより気軽になったのでは?と感じているので、ユーザーさんは増えている印象ですね。

Q14 副業はどんな時間に行っていますか?

もな
もな

テキストでのカウンセリングは家族が寝静まってから1時間程度(週2-3)、Zoomでのカウンセリングは夫に子どもたちを見てもらえる曜日・時間帯に1時間程度(月1-2)実施しています。

Q15 その副業をもし始めたいという人がいたらまずどのように始めればよろしいですか。

もな
もな

副業は「隙間時間にいかに自身のスキルをフル稼働できるか?」が重要だと私自身は考えています。よって、「ご自身の強みをより活かす副業をやってみる!」を前提として、3つのことを考えてみてはいかがでしょうか?

【1】まずはご自身のことを知る
【2】何を目的として何で商売するかを考える
【3】どんな働き方で挑戦するか?


参考にしていただけると幸いです。

もな
もな

【1】初めの一歩として、「ご自身の履歴書・職務経歴書を改めて作ってみる!」がおすすめです。

①今までどんなことを経験してきたか?
②その中でどんなことを特に得意としているか?(例えばですが…「1人でも簡潔できる仕事は何か?」という軸で考えます。理由としては、副業をする際に今あるスキルを維持できる可能性もあるので、ご自身で確かめてみるのもありだと思います)

このあたりを可視化することで、「何ができるか?」がより明確になります。

もな
もな

【2】次のステップとして「何で副業するか?」を整理し、下記2つのこと考えてみてはいかがでしょうか?

①副業をする目的を考える
②自身として売れるスキルはなにか?を考える
(ここは【1】をベースに考えてみると、スムーズです。)

2つのことを考えることで、「何を目的として、何で商売をするか?」が明確になります。

もな
もな

【3】最後に「働き方」を考えてみる、のはいかがでしょうか?

大きく分けると「個人としてスキルを提供すること」または「会社に所属(業務委託契約 等)すること」です。ご自身に合った働き方を考えてみると、働き方の幅も増えます。

昨今はスキルを売るプラットフォームが増えている印象があります。ですので、自身で広報活動をして「個人としてスキルを提供すること」も良いと思います。

ちなみに、私の場合は「会社に所属(業務委託契約 等)すること」を選びました。

①同じ目的を持つ仲間と一緒に活動できること
②広報活動をお任せできるので、業務に集中できること

これらをメリットと考えているからです。

もな
もな

3つのことを考えた上で「いろいろ考えた結果…新しく◯◯をやりたいから、まずは◯◯を学べる場所を探そう!」も今後に繋がるスキルになると思います。

2児のママの育休の生活とは?

育休とはいえ、2児のママ。かなり忙しいはずです。
そこで、育休中の生活、工夫されていることをお伺いしました。

Q16 下の子が0歳ということでしたが、何かおすすめのグッズやおもちゃや絵本などありますか?

もな
もな

最近はキッチンに入ることが好きなようで、料理をしていない時に「あけてもいい扉」を開放しています。
棚の中には子どもたちが使う割れない食器や離乳食のストックが入っているのですが…。
それらをばらまくのが楽しいようなので、自由に遊んでもらっています(笑)

もちろん、片付けの担当は私です!

Q17 子ども2人の育児とっても大変だと思います。工夫していることについて教えてください。

もな
もな

工夫しているポイントは2点。

①上の娘をいかに巻き込むか
→どうしても手も目もかけなければならない下の息子がいるので、息子につきっきりにならないように上の子の関わり方を大切にしています。

②とにかく夫になんでも話す
→夫が仕事中にあったこと、保育園で先生から伺ったこと、私がこれからどうしたいって思えたかなど、結構なんでも話しています。

Q18 最後に子育てをしながら働きたいママに一言お願いします。

もな
もな

「どうして働くの?」と娘に聞かれた時「ママが仕事をすることで、周りにいる人に喜んでもらいたいから。家族みんなでもっと楽しく生活ができるようにお金を引き寄せているのよー」とよく話しています。

前者は私の【自己実現】を、後者はかなり【現実】を伝えています。
私自身は目的に突っ走る!タイプなのでこんな考え方で十分かな、と納得しています。
一方で、「そもそも目的がないとだめなの?」と思われる方へ、「働きたい」と思うことも明確な目的であって、であれば【働くなら何をすれば楽しいか?】【なんのために働きたいと思うのか?】このあたりを自問自答してみましょう。

結果、もっともっと働くことに自信が持てて、もっともっと「働ける」に近づくのではと私は思っています。
働きたい、働けるにより近づけるために…まずは思考から少しずつでも整理してみること結構おすすめです!

さいごに

時短転職は、メリットデメリットはそれぞれあるものの仕事や家庭の工夫次第で実現できそうです。
転職活動期間は個人差があるかもしれませんが、子育てしながら転職活動できるのはママやパパにとっても1つの希望になりますね。

保育園の入所の悩みを解決するには、パパにも協力をお願いして【1人で完結しないこと】【行動あるのみ】【やりきる!】のがポイントのようです。

もし、あなたが育児と仕事との両立に悩んでいらっしゃるまたは保育園の入所時期に悩んでいらっしゃるのなら、もなさんのインタビューを参考に行動してみてもいいかもしれません。

この記事のライター:misaki43

1歳4ヶ月差の年子姉妹を育てるワンオペママ。地方育ちの転勤族。前職が金融機関に勤めていたこともあり金融記事も執筆しています。夜泣きや離乳食、トイトレに悩みながら子育て中!

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