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【インタビュー】子どもの少食に悩むママがとった対策とは?

子どものために用意したご飯を、なかなか食べてくれないときってありますよね。

「どうやったら食べてくれるのだろうか」
「もっと運動させてお腹を空かせるべき?」

など少食に悩まされる方も多いのではないでしょうか。

子どもが少食な原因は、個々によって違います。その子に合う対策法を見つけなければなりません。

今回インタビューさせていただいた佐々木さんの対策法は「実際に子どもが食べるお野菜を一緒に育ててみること」だそうです。家庭菜園を始めてから子どもに良い影響があったのか、お話をお伺いします。

佐々木さんのプロフィール

静岡県の田舎に住んでいます。
夫婦と3歳、1歳の息子の4人暮らしです。

私自身はテレワークのない病院薬剤師をしていますが、夫はSEで一昨年からテレワークをしています。
上の子のときは、夫は出張や残業であまり関わる機会がありませんでしたが、下の子が生まれる頃からテレワークになって家族一丸となって子育てしています。

子どもの少食原因は食への興味がないことだった

子どもがなぜ食べないのか、原因を知りたい方はいるでしょう。
子どもの少食原因は、主に以下の8つが挙げられます。

・食への興味がない
・好き嫌いがある
・おやつは食べるがご飯は食べない
・一日中室内で過ごしている
・疲れすぎて食べられない
・生活リズムが乱れている
・食事をする環境が整っていない
・体質が少食

佐々木さんの子どもの場合は、食への興味がなかったそうです。
いつ頃から食への興味がなかったのか伺いました。

ーーいつ頃から子どもが少食だと感じましたか?

佐々木さん
佐々木さん

生まれたときから、食への興味が薄かった気がします。元々、上の子は生まれた当初から小さい方でした。その影響か、0か月の頃から母乳を飲む量が少なくて心配しましたね。

ーー子どもが少食な理由は判明していますか?

佐々木さん
佐々木さん

歯が生える時期が平均より3か月以上遅れていたのです。月齢のものをあげると噛めない食べないの繰り返しが、少食になってしまった要因だと思います。

ーー子どもの少食に最初はイライラしてしまうことがありましたか?

佐々木さん
佐々木さん

イライラよりも私自身の余裕がなかったですね。心配しすぎて無理やり食べさせてしまうことがあり、その行動が子どもにとって、食べるのが嫌いになってしまったかもしれません。

子どもの少食を改善しようと家庭菜園を始める

少食の解決法は「一緒に食を楽しむこと」です。料理を一緒にしたり味見をさせてみたりして食への興味につなげましょう。家庭菜園は食への興味を出させる良い方法です。

佐々木さんの趣味は作物を育てること。その甲斐あって、菜園ができる子ども専用の砂場をつくってあげて一緒に野菜を育てることになったそうです。

家庭菜園を始めてみたい方に向けて、育てやすい作物や用意すべきアイテムなどを聞きました。

ーー子どもの少食に悩まれて家庭菜園を始めたそうですね。家庭菜園を試そうと思ったきっかけはなんですか?

佐々木さん
佐々木さん

コロナの流行と私の妊娠を期に、菜園の一角に子ども専用の砂場をつくった事が、子どもと菜園で一緒に野菜を育てようと思ったきっかけです。

私自身の趣味が植物を育てることだったこともあって、大学生時代は漢方を育てるサークルに入っていました。その影響で、子どもが生まれる前から1人で細々と菜園はしていました。

ーー初めて育てた作物は何ですか?どこで購入されているのか教えてください。

佐々木さん
佐々木さん

なるべく、子どもがそのままでも食られる、トマトやミニトマトを最初は育てましたね。あとは、鳥や虫の被害で失敗しづらいシシトウや茄子です。それぞれの苗を子どもと一緒に農業屋で選んで購入しました。

ーー家庭菜園を始めるために用意したものを教えてください。

佐々木さん
佐々木さん

子どもが好きな大型ショベルカーと剪定(センテイ)用のハサミ、じょうろ、お外で一緒に遊べそうな小型のビニールプールも用意しました。

ーー家庭菜園以外に試した対策法はありますか?

佐々木さん
佐々木さん

子どもの好きなレシピを集めて毎日料理を作っていた気がします。
後は、遊びの大半をお外遊びにしました。

家庭菜園が子どもの少食改善につながる

子どもが自分で作物を育てると、食への興味が芽生える可能性があります。
家庭菜園では、プランター栽培をするのが定番です。
庭がなくてもベランダでもできるので、手軽に始められるのがおすすめポイント。

ここでは、家庭菜園が子どもにどのような影響を与えたのか、メリットは何かを伺います。

ーー家庭菜園での子どもの様子はどのような感じですか?

佐々木さん
佐々木さん

始めは、お水やりやショベルカーでの庭の耕しをしてもらっていました。

よく見ているのか、いつの間にか剪定ばさみでの剪定を自分からし始めていましたね。

ーー家庭菜園を始めてから子どもの少食に変化はありましたか?

佐々木さん
佐々木さん

自分で育てているトマトやミニトマトは、自分で収穫して持ってきてくれるようになりました。トマトを包丁で切ったり食器の片づけをしたりするにも興味を示すようになって、率先してやってくれています。少食に関しては、少し増えた後、下の子と同じ料理を食べるようになった今では、兄弟で争って食べていますよ。

ーー親子で家庭菜園をすると、少食対策以外でどのようなメリットを得られましたか?

佐々木さん
佐々木さん

日頃は触れ合う機会が少ないので、水撒きや作物の成長を見るなどが大切な時間となるのがメリットですね。

また家庭菜園をかなり大きくしたことにより、ご近所の方々との交流や、何かあったときにも助けていただける関係性を築けるようになったメリットもあります。

佐々木さんからのメッセージ

ーー子どもの少食に悩むママパパへメッセージをお願いします。

小食を心配しすぎて、余計お子さんが食べないことが多いですよね。
改善するタイミングには個人差があると思いますが、いつかは解決することだと私は信じています。

解決できないことは、育児書とにらめっこではなく、お子さんとにらめっこして遊んだり向き合ったりしてみてください。遊べる時間をたくさんつくってあげるのも、少食改善の一歩だと思います。ぜひこれからも、お子さんと過ごせる時間を大切にしてくださいね。

子どもの少食に悩んだら家庭菜園を始めるのがおすすめ

子どもが少食な原因のひとつに「食への興味がない」ことが挙げられます。この場合、まずは食に興味を持ってもらうのが大切。

一緒に料理をしたり同じものを一緒に食べたりすると、少しづつ食べる量が増えるかもしれません。家庭菜園も食に興味を持たせるための解決法です。

作物を親子で育てる時間は大切だと佐々木さんは語ってくださりました。

子どもの少食に悩む方は、家庭菜園を始めてみるのがはいかがでしょうか。

佐々木さん、インタビューを受けてくださりありがとうございました。

この記事のライター:もふぃ

関西在住。夜勤旦那を支えながら1人息子を育てる主婦です。住宅リフォームの営業経験を活かして住宅系ライターとしても活動中。充実した在宅育児を送っています!

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