
「赤ちゃんが生まれる」
「2人目ができる」
「子ども部屋の必要がでてきた」
などなど…家族が増えるタイミングで、今住んでいる賃貸物件が子育てに向いているのか気になる人もいるのではないでしょうか。
狭すぎる間取りは、子どもがのびのびと過ごせなくてストレスを感じてしまうことがあります。
家族みんなで快適に過ごすためには、子どもの人数や成長にあった間取りを選ぶのが大切です。
今回は、子育てしやすい賃貸物件の間取りの広さや特徴をご紹介します。
子育てにおすすめな賃貸間取りの広さ

賃貸物件の間取りにはさまざまなパターンがあります。
同じ広さでも部屋や水回りの位置が異なるので、ライフスタイルに合った間取りを選ぶのがポイントです。
それぞれの間取りの利便性をお伝えします。
・1LDK
子どもがまだ小さい間は、1LDKでも問題なく生活できます。
家賃が節約できるのが1LDKのメリット。
しかし寝室とリビングダイニングが隣接していると、子どもが寝静まった後のテレビ視聴や会話などを控える必要性が出てきます。
息抜きの時間を楽しみたい人には、リビングダイニングと寝室が離れている間取りを選ぶのがおすすめですよ。
ちなみに筆者は1LDKで生活しています。
子どもが寝ている間は、イヤホンで動画や映画を視聴。
スペースが限られている影響か、自然とミニマリストになりました。
・2DK
3人家族で家賃を抑えつつ、子ども部屋と夫婦部屋がほしい人におすすめなのは2DKです。
もちろん3人仲良く一室で寝るのもよし。
子どもができると何かと生活用品が増えるので、一室を収納部屋にするのもいいかもしれませんね。
・3DK
個室が多くなる分、子ども部屋に加えて、夫婦それぞれの部屋が確保できます。
リモートワークが増える中で、子どもがいるリビングで仕事をするようになった人もいるのではないでしょうか。
仕事に専念できる書斎があれば、効率よく仕事ができるかもしれませんよね。
3DKなら子ども部屋、夫婦部屋、書斎&趣味部屋と使い分けができます。
・2LDK
家族みんなで過ごすなら、広いリビングダイニングがあると嬉しいですよね。
広々としたリビングダイニングは、動き回るようになった赤ちゃんや歩けるようになった子どもがのびのびと活動できます。
ただ2DKや3DKよりも家賃が数万円ほど高いので、固定費の見直しが必要になるかもしれません。
・3LDK
3、4人家族には広いリビングと3部屋があれば、各々のプライバシーが確保しやすくなりますよ。
間取りが広い分、玄関や水回りのスペースが広くなるので使いやすくなるのも利点です。
収納するものが多いご家庭は、ウォークインクローゼットがあるかどうかもチェックして間取りを選んでみるといいでしょう。
・4DK
安定した収入が必要となりますが、歳の近い子どもが2人以上いる場合は4DKがおすすめ。
将来のことを見据えて、子育てしやすいように広い間取りの賃貸に引っ越すご家庭もいます。
子どもは成長すると、それぞれの部屋をほしがるもの。
子どもの思いを尊重してあげられるように準備しておくといいでしょう。

子育てしやすい賃貸間取りの特徴

間取りの広さはいろいろあることがわかりましたね。
子育てしやすい間取りの特徴も知っておくと、賃貸物件を選ぶときに役立ちますよ。
以下で4つご紹介しますね。
・玄関が広い
ベビーカーやお外用のおもちゃなどを玄関に置くなら、広い玄関スペースがあると便利です。
玄関が広ければ、子どもに靴を履かせやすくなって、外出がスムーズになりますよ。
・リビングが見渡しやすい
メリハリをつけるために、日中はリビングで子どもと過ごすことが多いですよね。
子どもが起きている間に料理や洗い物をしたい人は、手が離せない状態でも子どもの様子が伺える間取りを選択しましょう。
たとえば、対面キッチンだとリビングが見渡しやすくておすすめです。
・和室がある
和室は子ども部屋や寝室、遊び場として活用するのが人気です。
なぜなら和室は耐衝撃、防音性があるから。
万が一、子どもが転倒してもケガをしにくく、下の階に音が響かない点が嬉しいポイントです。
子育てをするなら、和室がある間取りも視野に入れてみましょう。
・収納スペースが多い
子ども服やおもちゃなど、子育てするうえで増える荷物ってありますよね。
賃貸物件でも、クローゼットや押入れが設けられている間取りは数多くあるのでチェックしてみてくださいね。
ほかにも、洗濯機やトイレの上に収納スペースがあるかどうかも確認しておきましょう。
備え付けの収納スペースが多ければ多いほど、ユニット棚を用意したりDIYしたりしなくて済みます。
まとめ
家族が増えても賃貸暮らしのご家庭は多いです。
転勤族や住み続けたい街が定まらないなど、ご家庭によって事情は異なりますよね。
子育てしやすい間取りを選べば、今後も賃貸物件で快適に過ごせるので安心してください。
子どもの成長や人数にあわせて間取りを決めましょう。
そうすれば、親子ともにのびのびと過ごせて満足度がアップしますよ。
この記事のライター:もふぃ
関西在住。夜勤旦那を支えながら1人息子を育てる主婦です。住宅リフォームの営業経験を活かして住宅系ライターとしても活動中。充実した在宅育児を送っています!
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